おてがみ
おはようございます。めちゃくちゃ早起きなdoraです。
今日は、手書きすることについてのお話です。パソコンやネットが普及する時代、どんどん手で書くという時間が減っている気がします。そして、私もご多分にもれず、こうしてデジタルを使って書きものをしている一人です。
最近久しぶりに鉛筆片手に原稿に向かってみたのですが、漢字が書けない書けない。あれ、全然思い出せないぞ、ということが多々あり、軽くショックをうけました(笑)。
今は勝手に手紙書く月間と題して、タイミング良き人たちに文通を始めてみたりして手書きのリハビリをしている真っ最中です。
そうそう、手紙といえば、私の大好きな物語にもそんな話がありました。誰かに手紙を書きたくなる、そんな絵本を紹介します。
「ふたりはともだち」(アーノルド・ノーベル)の中のお話のひとつ、「おてがみ」。教科書でもおなじみなので、みなさんの中にも知っている人が多いかもしれません。
ストーリーはこんな感じです。
手紙をもらったことがない、とため息をつくがまくんのために、かえるくんが手紙を出します。
気になって先になんて書いたの?と聞くがまくん。かえるくんはこう答えます。
しんあいなる がまがえるくん。
ぼくは きみが ぼくの しんゆうで ある ことを
うれしく おもっています。
きみの しんゆう、かえる
そうしてふたりで、カタツムリくんがのろのろと手紙を届けてくれるの仲良く並んで待っているのです。
シンプルながら、こんな素敵な手紙はあるでしょうか。
ペンを握ると、デジタルとは別の時間の流れを感じます。ゆったりした時間軸を感じながら紙に向ってみるのもいいんじゃないかなと思います。
久しぶりに誰かに大切な人に手紙でも出してみませんか?今日もよい一日を。