自分の根源を探して
こんばんは。今日は、ゆたゆたdoraです。
今日は、私の源流にあるものについてのお話です。最近度々、私って何が好きだったっけ?と聞いた答えを、自分の本棚や選ぶもの、昔の私に聞いています。
今回は、いくつかある私の源流のひとつをご紹介します。よければ読んでみてください。
冒険家―まだ見ぬ未開の土地へゆき、その場所を初めての自分が達成することを夢見て僻地に旅する人たち。そんなあり得ないようなことを成し遂げる彼らは私の憧れだった。
小説「孤高の人」のモデルでもある加藤文太郎、世界中を旅した日本を代表する探検家の植村直己、ほかにも今の時代に生きる冒険家たちに勇気をもらってきた。こんなにも自然と向き合い、対峙し、魅了される精神、そして、彼らの自由さと素朴さ、孤独に惹かれた。とにかくカッコいい、私もそんなふうに、どんなことにもくじけず突き進む、そんなふうになりたいと思っていた。
私の本棚を見ると山の本がずらりと並ぶ。山をやる人にとってのバイブル的「遊歩大全」、植村直己の「青春を山にかけて」、ヘンリー・D・ソローの「森の生活」…自然とどう親しめばいいのかという問いを常に立てて、その仮説にトライしてきた。
大学のときには、アメリカのヨセミテ国立公園からスタートして歩いて森の中の道なき道を約一ヶ月旅する、ジョンミューアトレイルに行こうとしたこともある。(話は聞きに行ったが、結局泣く泣く断念したが…)その後、長野の山にでかけたり、海外の自然に親しんだり、庭師の仕事をしたり、ずっと自然を近くに感じていた。側にいないときも、ずっと彼らのことを考えた。私はどうすればいいだろうか?
そして、今も問いは変わらない。やっと「人の生活の営み」という視点が入ってきて、いろいろな仮説や表現方法を変化させて…まだまだ私の旅は、終わらない―。
いかがでしたでしょうか?激熱な思いなゆえ、火傷しないようにお気をつけください。みなさんもそんな熱い思いを抱くものを考えながら、今日も素敵な夜を過ごせますように…!