力なき人たちの持つパワー
こんにちは。ちょっといつもより遅くなってしまいました、doraです。
本日は、名もなき人の力についてのお話です。なぜかというと、昨日NHKを見ていて「100分で名著」にて紹介されていて、衝撃を受けたからです。
「100分で名著」は、見ただけで内容がわかるような映像で名著を紹介してくれるので、本を読むのが苦手な方でも抵抗なく見れるのではないかと思います。
今回はハヴェルという人の「力なき者たちの力」について語られていました。彼の主張は、「個人の真実が世間の大きな思想によって隠されてしまう」ということ。体裁を気にして「今はこうしていたほうが面倒なことは起こらない」「自分の情けない考えは公言しなくてよい」とその思想の看板を掲げてしまうことで、自分の考えを後ろに隠してしまいます。力なきはずの者たちのささやかな考えが、思想の力を拡大させる大きなパワーを持ってしまう。彼はそのシステムについての言及していました。
みなそれぞれに考えがあるはずなのに、それを一律とみなしてしまう怖さ。案外それは社会運動だけでなく、身の回りにもありうることなのではないでしょうか?
自分が大きな世間の主張に流されず、個としての考えを持てるかどうか、というところが大事なのかなあと思う今日この頃です。
気になった方は、「100分で名著」見てみてくださいー!(本屋さんではテキストも置いてます)それでは、今日も元気にいきましょう〜◎