旅のカケラ―アメリカ・シアトル
こんばんは。本日は3年ぶりに再会した人とお話してルンルンdoraです。
今日はついにアメリカ旅、最終回!ツアーの最後で私が感じたことをお話して、今回の旅の締めくくりにしたいと思います。それでは、どうぞ!
第四章 旅のおわり See you,family!
最後はシアトルでお別れした。この2週間は本当に濃い時間になった。ついこの前まで、他人同士だったのが嘘のようだ。同じ窯の飯を食べ、裸の付き合いをし(サウナで)、家族のようにお互いの洗濯物を干したり、本音で語り合ったり、まるで家族のような感じだった。
そんなみんなとお別れする。最後のチェックインのときには、みんな一人ずつゆっくりと、まとまめてしっかり語る人も、言葉にならないものを少しずつなんとか絞り出す人も、それぞれ「らしさ」で話す姿が素晴らしかった。
私は今も自分がなんて言ったかを覚えている。
「私が今まで生きてきて、いちばん幸せな時間でした」
もちろんこれまでの人生でも楽しいこと、嬉しいことはたくさんあった。だけど、こんなに安心できる空間で、大人数を前に本心をさらけ出す時間はなかった。もしかしたら、自分というものを自分で作り上げていたのかもしれない。「見られたい自分」をうまく作ることに、時間やエネルギーを費やしてきた。だけど、ここでは本心、自分の正直な気持ちが大切にされる。そして、同じ価値観・同じ体験を共有する仲間がいる。
あまりにも価値観が変わってしまう。だから「人生が変わるツアー」なのだ。
ソーヤー海さんから、最後にひとこと言われた。この価値観の人ばかりではないから、苦しむかもしれない、と。「正直に生きる」―ごまかしがきかないという意味では、思っている以上にシビアなところがある。それでも私はそうして歩いてきた。そうして、なんとかここまで来た。ここから先、やっぱり道は続いている。私は変わらず歩いてゆくのだろう―。
いかがでしたでしょうか?この旅で私が得たことは、「本音を語れる仲間」、「自然とともに生きる価値観」でした。今もそれを胸に抱きつつ、生きているなあとしみじみ…。この旅では自分の感覚が一気に変わり、実はそこからが大変でした(笑)。だけど、行ったことに後悔していません(むしろ興味ある人はぜひ行ってほしい!)。
今までもいろんな旅のような人生を送ってきましたが、これからもそうなるのでしょうか。まだ何もわかりませんが、とにかく来たことと湧き上がることをキャッチして生きていこうと思っています。
過去を思い出す旅にお付き合いくださり、みなさんどうもありがとうございました!そして、またまたリクエストくださったKさん、ありがとうございました!リクエストもお待ちしてますので、ドシドシおたよりお待ちしてます。
それでは今日も素敵な夜の旅を〜◎