doraの空想茶室 物草庵

日常のなかに、ホッとするひとときを。

憧れの場所へ行くこと


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おはようございます。今日も元気に、doraです。

本日は、憧れの地に行くことについてのお話です。旅のカケラ―ドイツ編でも触れていますが、わたしにとっての憧れの地はドイツでした。気づいたときからドイツに行きたいという思いがずーっとありました。

憧れていた理由はたくさんあります。靴などわたしが好きなプロダクトが大体ドイツ製だったこと。そして、マイスター制度があり、職人気質な真面目な性質の人が多そうだということ。アート文化があること。デザイン学校であった、バウハウスがあること。数え上げればきりのないくらい、わたしにとってドイツは夢があって、キラキラしていたのです。

そんなイメージがあるからこそ、逆に行けないでいました。好きすぎると、行けないというのはなんだか不思議なものですね。そういうときは、いくら傍から見て行けると思っても、本人はなにかと理由をつけて動かない(笑)

わたしだって、行ける時間とお金があったのに、ぎりぎりまで駄々をこねて行かないようにもっていっていました。旅の前になると、ほんとうにブルーになるので(これをわたしはトラベルブルーと呼んでいます)、空港に行くまでは、友達にも電話で嘆いていましたし、本当に今日わたしは旅出つのか?もうやめようか?と思ったくらいなのです。

そんなわたしでしたが、実際にドイツに行ってどうだったかというと、わたしがイメージしていたものではありませんでした(笑)ここにもう絶対住む!ここがわたしのアナザースカイだ!とはならなかったのです。(行って一週間は心細くて寂しさで死にそうになっていました(笑))

ただ、わたしが期待していたところではないところで、たくさんの良い体験ができました。このタイミングで行かなければ、やりたいことリストに「ドイツへ行く」と書いていただろうし、ふわふわとイメージしている期待ばかりが膨らんでいたのだと思います。夢はどんどん叶えると前も書かせていただきましたが、ドイツ行きの飛行機に乗っているときにそう思いました。これからの自分の旅のスタイルが変わる節目の旅だったと思います。

行ったら何を思うかどうかは、行ったわたししか分からない。どちらに転んだにしても、自分が納得できるし、わたしは今まで行ってきたところを振り返っても、後悔したことはありません。もし今冷静に見てチャンスがあるなら、そのチャレンジをしてほしいと思います。

そんなこんなで、本日はここまで!みなさん、今日も素敵な一日をお過ごしくださいませ。