適材適所
こんばんは。焼きドーナツが美味しすぎて食べすぎました、doraです。
本日は、ぴたりと合うものについてお話します。わたしは今一緒に働くオーナーさんに割と毎度怒られているのですが(笑)、今回それをネタにしていこうと思います。
今日は副菜の盛り付け方。全部入れればいいのかな、でも多すぎない?と思いながらも入れていると、案の定「多すぎる!そして、周りにつかないように入れなきゃいけないよ。芸術的に盛れなきゃ」と言われました。
そのときにはっと気づきました。器の意味を知ったのです。わたしは民藝運動を学んだり、陶芸に興味を持っていたので余計に注目したのかもしれません。
器には適材適所がある。この器にこの料理をこれくらい盛る、あれにはもう少し多めに―。そうすると器と料理、両方の輝きを引き出せるのです。
器がいかに素晴らしくても、料理の盛り付け方がダメなら美味しくなさそう。適材適所があって、この副菜にはこの器、あの副菜は向こうの器と違いがあるのです。
そう考えると、陶芸の製作も使い手を意識して作れるようになれる気がしてきました。使いどころは見極めて、最大限に活かす。同時にそれは、状況による変化を柔軟に受け入れることにもつながると思うのです。そうすることが、いつも今この瞬間のちょうどいい、足るを知ることだと思います。
表現にしたってそうで、今このときは写真、次は文章、ひとつひとつに集中してものにしようという熱意があれば、そうして変化したこと自体が「足る」につながるのだと思います。
そんな今日の学びとともに、お別れです。みなさんもゆっくりおやすみくださいませ◎