エンタメの力
私は結局、エンタメが好きなのかもしれない。最近はそう考えるようになった。
鳥取の定有堂書店。入るとすぐに感じる、あの宇宙的異空間。ジャンルも何も、すべてがない混ぜになって、カオスなようで、ただ整然としているようにも見える空間。
いろんなテーマに分類され、よりすぐりの面白い本がずらりと並んでいる。さまざまな分野に精通しないとできない選書。
つまり旅するように暮らす、というテーマは少しズレるが、そのエッセンスはここにつながる。空間を演出したい、その空間で非日常を体験したり、わくわくと世界を冒険したい、そういう場を作りたい、そこに人をいざなってみたい…そう思ったのだ。
そして、それは私の大好きなミュージカル同様、エンタメだった。