愛するということ
愛するということ。
これはみんなに課せられた命題だと思う。(こっ恥ずかしいのは勘弁してほしい…私はかなり最近慣れてしまった…) 最近、「ロケットマン」という映画を見た。イギリスのスター、エルトン・ジョンの半生を描いた作品で、彼の成功やそこからの転落をミュージカル調に描いた作品だ。
今回、私は2つのポイントに注目。
一つは、作曲家バーニーが、彼のために書いた、YOUR SONG。
エルトンのために書いたバーニーの歌詞や視線を交わし合うシーンが、兄弟のように固く結ばれた絆を、そして彼への愛を感じさせる。
2つ目は、長く愛したパートナーと別れたのち、エルトンが孤独ゆえにアルコールや薬物、セックス中毒になり、その更生のために入った施設での言葉。 「僕はただ愛が欲しかったんだ」
両親からも愛を受けず、寂しい思いを常に味わってきたエルトンの悲しさ。お金や名誉など、あらゆる栄光を手にしてきた彼が、ずっと満たされずに彷徨い、翻弄され、気づいた本当に手に入れたかったもの。
愛って完璧な、難しいものじゃない(と思いたい)。面倒くさいもの、小さな小さな日々の数々に心を入れること。ないがしろにしがちだけど、これからも大切にしたいもの。