過去への旅路 2
何をすればいいのかな、とぼんやりしているdoraです。
自分に何があるんだろうなあ…と思うと、ふと過去の封印したくなる自分が出てきます。
小学生の頃。「私のこと好き?」と友達に聞きまくっていたことがあります。当たり前に「好き」と言ってくれる人ばかりでしたが、何度その答えを聞いても満足できず、不安でした。いつ友達が心変わりしてしまうかわからない。だから確実なものが欲しい。「親友」とか名前の付く言葉に固執していたこともありました。
それはその後も、私を苦しめます。仲良さそうに笑い合っているのに、あの子は嫌だと陰口をたたく。訳がわからない。一挙手一投足がすべてを決めてる気がして、話し笑い合いながらも不安に揺れていました。
そんないわゆる女子同士のグループに慣れなかったし、いつどうなるかわからない不安に怯えていました。自分の怒りや悲しさをほっておいて、良い子ぶったり、グループの中の仲を取り持つ方が大切だと思っていたのです。
今振り返ってみると、人と人との間の調和の中で、ホッとしたかったんだよね、とわかってあげられます。そして、それこそが私の幸せにつながると、無意識に分かっていたのかもしれません。
安心、調和は私のキーワード。こんな些細な過去の一つの点から分かることもあるものなのですね。
多分これからは…いや、これからも、人だけでなく、自然とも調和し、安心できる場所を作り、生きていこうと思います。