本の話
こんばんは。本日は、季節の変わり目なのか、すっかり疲れてしまっています、doraです。
今日は、本について少しお話します。
ずっと欲しかった本、「庭とエスキース」です。
今日届いたばかりなので、まだ少ししか読んでないですが、手に入れた瞬間、いい本だと思いました。
大体いい本は、佇まいが素敵なのです。
そして、「いい本」というのは、わたしの感覚で変わるのだと思います。
昔は、正解を探して本を読んでいました。
だから、とても必死に読んでいたのです。探し物を本の中に見つけるようにー。
今は、本をそれほど読みたいわけではないのです。
ただ、見たい。ただ、そばに置いておきたい。
そんな気持ちなのです。
今は、「正解」がない本でいい。「途上」でいい。
そんなふうに思います。
「庭とエスキース」は最初にそんな迷いが描かれていました。
「自分がどう自分らしく生きていけばいいのか」
それを、写真と、そして北海道で自給自足を営む弁造さんを通して、一生懸命感じ取ろうとしているのです。
苦しみ悩むことをあまり美化させたくないのですが、そうやって自分の剥き出しの気持ちに触れる時、わかることがあります。
それがあるから、先に見えるものがあると思うのです。
昔のわたしは、その傷つくことから自分を守るので精一杯だったような気がします。
めちゃくちゃ怖いかもしれないけど、とにかく、少しずつでもいいから、自分でゆっくり生きていけ。
どうしても辛い時も、自分の話を聞いてくれる人はいるし、大丈夫だから。
直面している時は、何も聞きたくないくらい、いつも苦しいかもしれないけれど、とにかく自分なりに避けて生きていけ。
今も途上にいるわたしですが、昔の自分にはそう言ってやりたくなりました。
そうして、多分、その先にいるわたしが今のわたしに言いたいことがあるかもしれないから、その時は聞いてやろう。
そう思います。
自分ごとばかりで失礼しました。
それでは、また!